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作品002 「渾朴」

作品002 「渾朴」
作品名 渾朴(こんぼく)
作品の意味 素朴で充実の意味
大きさ 70cm×135cm
制作日 2005年
価格
解説 ◯2005年 日露修好150周年記念ロシア巡回日本現代書展出品

◯2005年 「2006年書作品年鑑」に掲載
 監修・主筆 小野寺啓治 菅原書房
 定価5.000円

◯2008年 モスクワ・チェリャビンスク国立美術館収蔵

筆は息子の胎毛筆です

小野寺講評
渾も朴も懐を大きく広げ、向勢(向き合う)のまろやかな姿を生む。白をゆったりと包む、和やかな表情が秀逸だ。


素朴で充実の意味

人と人とが、互いに認め合い、一緒に喜び合う温かい心の触れ合い。
静かで柔らかい心地よいものを求めて書作しました。

息子の赤ちゃん筆で書きました。
ロシア展に出品が決まった時、
息子は
「ぼくの筆で書いたの?」
「そうよ」
「ぼくがいたから書けたんだね」
「そうよね ありがとう」

息子はとても誇らしげな顔で
にこにこしていました。
自分の存在が尊いことを確認
したようにとてもいい顔が
印象的でした。
生まれてきてくれて、ありがとう
感謝の心であふれていました。
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