書道ジャーナルHP
http://s-journal.bb.shopserve.jp/SHOP/a2013.html
日本の国会図書館や国立新美術館、海外ではフランスのルーブル美術館やイギリスの大英博物館など、世界の主だった美術館約80箇所に毎年収蔵されています(書道ジャーナルHPより)
この【気鋭作家】に掲載されました。
小野寺啓示先生のご講評を頂いております
掲載作品は第52回 五柳会公募書展出品作品です
○「雙」(そう)意味 「ひとくみの」
手のひらに鳥が二羽向かい合っている文字です。
大きく守られた世界に心が通う二人が過ごす。
どんな世界を築きましょうか
目の前のあなたと過ごす時間を大切にしたい。
そこから、
こころがつながっていく
ハンガリー・ホップ・フェレンツ東洋美術館に収蔵作品の「知音」です
○「知音」(ちいん) 意味 「深いつながり」
「知音」は中国春秋時代の琴の名人の故事
(「列子」湯問)からの文字です。
琴の名人伯牙は親友の鐘子期にいつも琴を
聞いてもらって楽しい時間を持っていました。
ところが親友の鐘子期が亡くなると、
自分の琴の音を理解できるものは、
もはやいないと、愛用していた琴の糸を切って、
再び弾くことがなかったという故事です。
新しい出会いから、
このような素晴らしい人とのかかわりができる事を
祈っての思いがありました。