2013年11月15日16日「中日現代名家書画交流展」が開催されました。
福山の中川美術館館長中川建造様にお世話いただき、中川美術館所蔵作品・師四宮岳翠とともに 参加させていただきました。
友好交流の芸術展に参加させていただきましたことは、何より光栄なことと喜びで一杯です。
またこの喜びともに、身の引き締まる思いです。さらなる精進へと思いを新たにしております。
この展覧会は中日平和友好条約締結35周年および『人民中国』創刊60周年を記念し、11月15日北京の中国政協文史館で開幕しました。この日、「人民中国書画院」も設立されました。
出展作品は143点、そのうち68点は日本人書道家による作品。
鳩山由紀夫元首相が、今年3月に揮毫した「論語」の作品も展示されました。
下記をご覧ください。
●人民中国
http://www.peoplechina.com.cn/zhongrijiaoliu/2013-11/22/content_579577.htm
●人民網日本語版
http://j.people.com.cn/94473/8458905.html
●朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/?ref=com_gnavi
●中国網日本語版(チャイナネット)
http://japanese.china.org.cn/life/2013-11/15/content_30613155.htm
「任鳥飛」 138×53 「 鳥の飛ぶに任せる」 赤ちゃん筆作品
長鋒の胎毛筆の柔らかくしなる動きに任せて
「心の解放を感じています。
慈雲尊者の書に「長空任鳥飛 大海隋魚躍」があります。
「自然の万物を自由に存在せしめている大きなはたらき
があって世の中がそれで秩序をもち得ること」
自由に存在せしめている大きなはたらきに
守られていることの喜びを感じ、
鳥の空を自由に飛ぶ姿のように、
そのものの自身の信じる事に従う、
真の生き方を探り、それに任せていれば、
何ものにもとらわれない心地よい世界
に在ることができる。
思いが鳥の飛ぶのに任せるように、大きく旅立つ。
さらに思いが大きく羽ばたきことを願う。
それはそのまま自分を活かすことになる。
かなり長鋒の胎毛筆の柔らかくしなる動きに任せて、
心の響くままに書作できました。
制作に探究心が益した一作です。」