福山の中川美術館では開館25周年の記念展が開催されております。
中川美術館 開館25周年記念
「心豊かな中国名画家 古元(こげん)絵画名作展」
古元 : 中国美術界の最高峰 元中国美術協会副主席
日時 2014年3月13日(木)~7月27日(日)
[主催] 中川美術館・日本中国文化交流協会・朝日新聞社・人民中国雑誌社
[後援] 中国大使館
[協賛] ダイヤモンド電機グループ
中川美術館 〒720-0411 広島県福山市熊野町鶯の里
TEL 084-959-1248 URL http://www.nakagawa-art.com/
4月6日年に1度の「釈迦七尊像」特別公開があり、釈迦花まつりがおこなわれました。
ご案内いただき、お釈迦花祭りに伺いました。
春日よりの桜満開の中、清々しい空気に、緑のキラキラ輝く木々からさえずる鶯に迎えられ、厳かに釈迦七尊像にお目見えし、静かなひと時を過ごすことができました。
中川美術館天安門前、日本最大級の端渓硯、満開の桜の日本庭園で愛新覚羅溥傑・浩ご夫妻ゆかりの「朝顔の種子」の贈呈式の後、中国蘇州よりご訪中の寒山寺の住職・書家の先生方との揮毫交流会がありました。
【中川美術館門】
【中川美術館天安門と桜花】
【揮毫風景】
「常初花」(とこはつはな)を揮毫させていただきました。
「初花」は季節の訪れを知らせるように咲く、季節の初めに咲く花のことです。
「常初花」はその新鮮な思いをいつまでも持ち続けていく。
初めて中川美術館に伺った時、館長様の奥様・館長様に丁寧に「中国磁器名器」のご説明をしていただきお迎えいただきました。その上、翌日、館長様のご厚意で世界一大きい【端渓硯】を使わせていただき、
日本庭園にあるテーブルで書作させていただきました。
その時の感動を思い起こし、すてきなご縁が嬉しく、この喜びを思い起こして揮毫させていただきました。
この好機に恵まれ、書画の文化交流に参加させていただけましたことに感謝しております。
高揚する心をおさめるように一歩一歩坂を下り、「小元・水墨画・版画名作展」を観覧させていただきました。
温かなやわらかい色彩、中国の山水・田園風景の穏やかさが心に広がり、悠久の時空の世界へと導いていただいたように感じました。